医療法人恭青会の医療関係者向け情報メール
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年末に向け、何かとお忙しくお過ごしのことと存じます。

寒さも本格的になってまいりました。初冬のおりから、くれぐれもご自愛ください。

 

さて、今年もあっという間に年の瀬が迫って参りました。昨年の同じ時期の新聞記事によると、ちょうど新規感染者数が全国で2000人突破し、第3波への懸念が高まっていた時期でした。年末にはファイザー製ワクチンの国内申請がなされ、ようやく使用の目途が立ってきました。同時にワクチン接種によって未曾有のウイルス禍が沈静化し、2021年後期には日常が回復と思っていた時期でもあります。

しかし、その後になって変異体が数多く発生し、海外のワクチン接種先進国でも感染者数が再び増加に転じるなど、ワクチンによる感染症撲滅が不可能であることがわかったこの1年でもありました。

その結果、政府もワクチンパスポートの発行など、いわゆる「コントロールしながらの共存」に向けた取り組みへと舵を切ったと思います。

私が感じるに、この戦いに「終わり」はなく、「無理やり終わらせる」しかないと感じています。重症患者が減少して共存への道筋が見えてきた半面、その爪痕にようやく気付き始めたというのが正直なところではないでしょうか。

海外に目を転じると、すでに経済回復への胎動が始まっています。アメリカでは経済回復に見合うだけの労働力が確保できず、物価や賃金のインフレが懸念されています。

また同時に原油をはじめとして様々な資源、食料の争奪戦が始まり、煽りを食らった日本ではガソリン価格が高騰しています。コロナ騒ぎが去ったあとの世界を見据えるとき、世界経済の変動に否応なく巻き込まれると考えられます。そして、皆保険制度を含め大きな変動が始まると予測しています。

この状況には恐れの反面、何かが変わる期待もあります。

今後も恭青会は変化を大胆にとらえ、2022年を飛躍の年にしたいと考えています。

 

あっという間にメルマガも2021年最後の配信となりました。今年も1年間ご愛読いただきありがとうございました。最後になりましたが、来る2022年が皆様にとってよき年となるようお祈りいたします。

一級建築士「瀬尾 広志」先生のコラム掲載中!
いくの眼科の建築設計を担当いただいている一級建築士「瀬尾 広志」先生のコラムを掲載中です!読者の皆さまからの質問も募集しておりますので、ぜひお気軽にご質問ください。

.テナント開業の時、建物内容で注意しておくべきポイントは何ですか?

A.注意するポイントは主に下記の5つです。

 

【テナント面積

▸テナント面積は各科目によって検討が必要。

 

【バリアフリー

道路からテナントまでバリアフリー(段差がない)か。

 

【給排水設備】

医院には必ず給排水が必要なので、給排水設備(便所・処置流し等)がテナント内に設     置できるか。

 

【電気容量】

▸X線を設置する時、医療機器を多く設置する時等は、テナントに供給されている電気容量でたりるか。

 

【医療機器の設置】

▸開院のテナントが2階以上の時、医療機器を設置する際の荷重に床(建物)が耐えられるか。CT・TV等は特にチェックが必要。

 

 

できれば、テナントを決められる前に設計事務所等に下見をして頂くことをお勧めします。

 

 

KYOSEIKAI Group

 
 

医療法人恭青会

理事長 生野 恭司
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