医療問題のひとつは薄利多売を前提とした診療・報酬体制です。
とくに眼科業界では、ドライアイなどの軽症疾患に対して、定期受診と投薬をうけることに疑問や抵抗を持つ人が増えました。
日本の医療機関の多くはフリーアクセス方式の為、医院内の混雑が懸念されますが、逆に言うと軽症患者が多数来院することで、なんとか帳尻を合わせてきました。
今回のパンデミックで、予約を絞ったり、医院内のソーシャルディスタンスを保つようになり、ようやく医師一人当たりが担当する患者数が、世界の先進国標準に近付いたと思います。
しかし逆に業況が悪化して、採算が合わない医院・病院が発生し始めました。