白内障の診断には、いくつかの検査が必要になります。まず、視力検査です。白内障の症状として視力低下がありますが、近視や老眼が強い方は視力低下があったとしても、単なる近視や老眼の進行の場合があります。検査時には瞳孔を開く目薬を入れて、目の中を詳しく検査していきます。
視力検査後に医師の診察を受け、白内障の有無とその他の病気の診断が行われます。その他の病気とは、緑内障や網膜等の病気があります。白内障以外に病気がないことを確認して、それでも視力が下がっている場合は、手術を検討することになります。目の中の状態によっては、別の治療を先に行う必要もあります。検査は診察等も含め、約1時間程度です。帰りに見づらくなることもありますので、自動車の運転や細かい作業はできません。少し眩しい検査もありますが、特に痛い検査はありません。恭青会では、出来るだけその日に診断し、患者様と日常生活での支障の有無を確認して手術を決定するようにしています。