理事長挨拶
大学病院で研究する私は常にジレンマを抱えていたと言えます。私はついに大学を出ることを決心しました。大学病院同等の最新鋭の診断機器と手術設備を備え、より快適に治療できるクリニックを作ろう。診察のシステムから手術室の動線、そしてスタッフの教育にも心を配り誕生したのが十三の「いくの眼科」です。歩く距離を短くするため、駅から30秒と駅前に開設し、阪急の各線からアクセスできるようにしました。お陰様で恭青会は十三に暖かく受け入れられ、成長してまいりました。今では近隣だけでなく、遠く九州や北陸からも目に困る患者さんが来院されます。今までお世話になった方々に心から御礼申し上げます。
恭青会ではできるだけ快適な通院・手術ができるように心がけています。特に大学病院など高度医療機関で顕著ですが、病気に対してそれぞれ専門の主治医がいることがあります。初診で5時間待ってみてもらった先生に、「また別の曜日にきてください」と言われることがあります。また、ひたすらコンピュータを打っているだけで、こちらに話もしてくれない先生。あるいは急いで手術を受けなさいと紹介されてきても、1カ月待たされる入院。また、看護師に何か聞きたくても、忙しそうで結局できずに帰るご老人。ありとあらゆる不条理・不都合を大学病院で見てきました。「高度医療とはこれほど不便を伴うものか?」それが私の疑問でした。待ち時間短縮、疑問や不安を解消する医療スタッフの配置・補助、恭青会のシステムすべてがこれに対する私なりの答えです。
「一人でも多くの患者さんを治したい」は恭青会の理念です。しかしながら、医師一人が頑張ってもその数には限りがあるのが現実です。そのため今は、患者さんの動線強化、そのための基盤構築に力を入れています。多くの医療機関のご支持をいただき、眼科、内科を問わず緊密な連携を保っている施設は多くあります。また、どのような組織でもそうですが、実際の接遇にあたるフロントサイド(看護師、視能訓練士、受付スタッフなど)だけでなくバックサイド(事務方・企画・経営)の充実に力を入れています。恭青会では常に「優れた眼科医療の実践」を共に行ってくれる先生方や仲間・人材を求めています。
今後とも恭青会をよろしくお願いいたします。
恭青会ではできるだけ快適な通院・手術ができるように心がけています。特に大学病院など高度医療機関で顕著ですが、病気に対してそれぞれ専門の主治医がいることがあります。初診で5時間待ってみてもらった先生に、「また別の曜日にきてください」と言われることがあります。また、ひたすらコンピュータを打っているだけで、こちらに話もしてくれない先生。あるいは急いで手術を受けなさいと紹介されてきても、1カ月待たされる入院。また、看護師に何か聞きたくても、忙しそうで結局できずに帰るご老人。ありとあらゆる不条理・不都合を大学病院で見てきました。「高度医療とはこれほど不便を伴うものか?」それが私の疑問でした。待ち時間短縮、疑問や不安を解消する医療スタッフの配置・補助、恭青会のシステムすべてがこれに対する私なりの答えです。
「一人でも多くの患者さんを治したい」は恭青会の理念です。しかしながら、医師一人が頑張ってもその数には限りがあるのが現実です。そのため今は、患者さんの動線強化、そのための基盤構築に力を入れています。多くの医療機関のご支持をいただき、眼科、内科を問わず緊密な連携を保っている施設は多くあります。また、どのような組織でもそうですが、実際の接遇にあたるフロントサイド(看護師、視能訓練士、受付スタッフなど)だけでなくバックサイド(事務方・企画・経営)の充実に力を入れています。恭青会では常に「優れた眼科医療の実践」を共に行ってくれる先生方や仲間・人材を求めています。
今後とも恭青会をよろしくお願いいたします。